JESD | 日本うつ病就労移行支援協会 新横浜

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一億総活躍社会だからテレワーク(在宅勤務)という新しい働き方|新横浜の就労移行支援【個別支援型】

はじめまして

横浜市港北区新横浜にある、「個別支援型」の就労移行支援事業所、JESD(じぇすど)新横浜です。

メンタル面の安定としてセルフケアを身に付け、仕事に結びつくスキルを身に付けるべく「資格取得」を目指すプログラムを、個人個人の希望や特性に応じて個別支援する訓練スタイルで、就労移行支援での訓練をJESDでは行っています。

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「就職・就労」や「働き方」を考える際に大切なのは、自分の「ライフスタイル」を将来どのように考えているかということではないでしょうか。

というのも、1日24時間の中で「仕事・働く」に関連した時間がかなり大きいのはイメージできると思います。

実際に職場で働いている時間もそうですが、職場に通勤する時間も「仕事・働く」に関連しています。

またスキルを身に付けるのに本を読んだり、作業を練習したりする時間も「仕事・働く」に関連した時間でしょう。

24時間、強いては自分の「人生」という時間において、かなり大きな割合を占める「仕事・働く」という時間を、自分はどのように有効に使っていこうか考えることは、自分自身の生活や人生の充実に直結するはずです。

今回は、その「働く」ということをテーマに、最近脚光を浴びているキーワード「在宅勤務・テレワーク」から、精神疾患を抱えたり、発達障害を抱えている方で就労移行支援事業所を利用される方にもできる、新しい働き方を考えてみたいと思います。

就労実現を阻んでいる要因

通勤時間と通勤環境

どのような仕事での就労を考えているのかによって異なってくるでしょうが、JESDに来訪される方には、就労先や職種として企業や個人会社での事務職を希望される方が多いように思われます。

そうなると必要なのは通勤。徒歩や自転車で通勤が可能なのか、電車やバスといった公共交通機関を利用する必要があるのかなどに分かれますが、電車やバスでの通勤は車中が大変混み合っていたりして不快な思いをすることが多いですよね。

特に朝は通勤時間帯が集中しますので、電車は大混雑だったりします。

就労となると、満員電車をそれこそ毎日経験しなければ職場にたどりつけないということであり、それをイメージしただけでも就労から足が遠のいたり、また就労先の選択肢がせまくなったりしてしまうかもしれません。

定時出社や体調維持

企業や個人会社で仕事をするとなると、少人数から大人数と一緒に働く同僚の数は異なれど、「組織」の一員として仕事をすることになります。

企業では定時出社、例えば朝は8時30分から始業開始なので、その時間からしっかり仕事が始められるように、事前準備の時間も考えて、定時に遅れずに出社しましょうといったことです。

1日が始まる朝は、各社員が1日どのような仕事をするのか、どんなスケジュールなのかを確認したり打ち合わせたりするのが大半です。

それは「組織」として仕事をする上で有効に組織が機能するために必要だからです。

とはいえ、体調がすぐれないとその時間に出社ができない、またその出社できない状況が連日続いてしまうと、組織として仕事がしにくくなってしまうことにもなりかねません。

そんな重要性を認識している方の中には、その重要性を認識していること自体が、自分自身へのプレッシャーになって、体調を悪くさせる一因となってしまうこともあります。

精神疾患を抱えてる方の中には病院へ通院しながら仕事をされる方もいることでしょう。病院に寄ってから出社することに対して自分自身で引け目に感じてしまい、それが体調悪化へつながってしまうこともあります。

精神疾患を抱えている方の多くは時間に対して厳格に対処し時間には遅れないようと真面目に考えて、日々生活している方がも多いですので、遅れて出社することが周囲に対して大きな迷惑を与えているのではと考えてしまいがちです。

そんな考えが極端に進むと体調悪化に結びついてしまいます。

コミュニケーション

 会社で「組織」として仕事をしていくことは、多くの同僚や上司と協力して仕事をしていくことになります。

そのため、お互いコミュニケーションをしっかりとって、相手がどんな内容と意図で話をしているかを確認しなければなりません。

しかし、就労移行支援を利用される方の中には、人との会話が得意でない方もおられますよね。

相手がどんな内容を話しているか、素早い理解が苦手だったり、自分が伝えたい内容がうまく話すことができなかったりなど。さらには相手の性格や話し方によっては、その相手とコニュニケーションを取るのが生理的に受け付けられないこともあるかもしれません。

メールやチャットといった機能なら相手と面と向かって話すことがないので、大きな苦痛にならないけど、フェイスツーフェイスでの会話がどうしても苦手な場合だと、職場での仕事がうまく進められない可能性もあります。

一億総活躍社会における新たな働き方

 現在政府では「一億総活躍社会」というキーワードで、高齢者や女性、障害者といった社会的なハンデキャップや弱点を抱えた方でも、社会の中でしっかり自分の位置をもって生きていけるよう、様々な政策が実施されています。

www.gov-online.go.jp

うつ病など精神疾患を抱えていたり、発達障害を抱えている方が就労を目指しているが、その実現を阻んでしまう要因を見てきました。

その要因を少しでも減らして、一億総活躍社会の実現に向けて、障がいを抱えた方がより働きやすくできるような、新しい働き方として注目されているのが「テレワーク(在宅勤務)」という仕組みです。

テレワークとはどんなこと?

テレワークとは・・・?

インターネットなどのICT(information and comunication technology)を活用した場所にとらわれない柔軟な働き方。

勤務場所から離れて自宅などで仕事をする働き方です。

テレワークは働く場所によって、在宅勤務・モバイルワーク・サテライトオフィス勤務の3つに分けられます。 

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(日本テレワーク協会HP引用)

www.japan-telework.or.jp

会社でのオフィスワークの多くはパソコンを使うのが一般的、というかパソコンを使わないと仕事にならないという時代です。

インターネット回線が高速になり、情報セキュリティーをはじめとした技術が飛躍的に進歩したことで、会社という場所にいなくても仕事をすることが可能な時代となりました。

 勤務場所による3つのテレワークの区分

  • 在宅勤務 オフィスに出勤せず自宅で仕事を行う形
  • モバイルワーク 顧客先・移動中・出張先・喫茶店などで仕事をする形
  • サテライトオフィス 自社専用のサテライトオフィスや共同利用型センターで仕事をする形

場所にとらわれないことで、さきほどの就労実現を阻む要因を考えた際にあげられた、「電車通勤の大変さ」といったことは解消されるでしょう。

またICTをつかった遠隔地での仕事になるので、面と向かったフェイスツーフェイスのコミュニケーションを必要とすることはなくなり、コミュニケーションが苦手な人にも仕事環境は快適なものとなるでしょう。

企業でのどれほどテレワークが導入されているのか?

企業でのテレワークの導入は昨今積極的に進んでいます。

企業が導入する背景や理由には次のようなことが考えられます。

  • 働く時間や場所に制約がある、でも仕事をするのに優秀な人材を広く確保したい 
  • 働く場所が会社でなくとも仕事ができるネット環境が整った
  • 通勤費や通信費、オフィス維持費用といったコスト削減ができる
  • 魅力的な職場環境では社員の離職率は改善し、定着率向上が図れる

総務省HPではテレワークを導入した企業の実例集がまとめられています。それによると、テレワークの試みは人材や資金に余力がある大企業だけの話だと想像されるが、実際は中小企業であっても、携わる職種内容によって業務効率化やコスト削減が可能となるため積極的に取り入れられています。

企業でのテレワーク導入実例 

障がい者のテレワークは本当に進むのか?

企業で導入の広がりを見せてるテレワークですが、現在では出産や子育て世代の女性を対象に導入されている事例が多く見受けられます。

出産や子育てと仕事の両立は、出生率が低下している日本では大きな課題となっているからです。

その為、精神疾患や発達障害を抱える障がい者にまでテレワークが広く普及しているとは現状は言えません。

しかし、JESDでは、このテレワークといった働き方によって多くの障がい者が 採用される社会が将来やってくると考えています。

その理由として、労働人口が日本は少子高齢化で減少していく中で外国人労働者を受け入れないとままならない時代がすぐ近くまできていると言われています。

そんな中で外国人労働者を受け入れるのは、治安への心配や生活環境の違いによる地域社会でのいさかいと言った点で、社会全体として広く賛同は得られていない状況と思います。

そんな中で、精神疾患をはじめとした障がい者の方は、上記のように従来は就労実現を阻んできて要因がいくつかありましたが、それも今の時代ではICTの進歩でかなりの部分でその要因が解消されてきています。

さらに、障がい者の方の「働く」という面での意欲やスキルは、一般な健常者と比べて劣っているというわけでは決してなく、仕事をするという「環境」が整備されれば、いつでもビジネススキルは発揮できるのです。

障がい者こそクラウドソーシング

昨今、クラウドワークスランサーズなどの企業が提供するサービスで「クラウドワークス」が注目されています。

ウィキペディアでは以下のように定期されています。

不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。このプロセスは多くの場合細分化された面倒な作業の遂行や、スタートアップ企業・チャリティの資金調達のために使われる。クラウドソーシングは群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語で、特定の人々に作業を委託するアウトソーシングと対比される。 クラウドソーシングは狭義では不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態を指す。

簡単に言えば、インターネットを通じて、スキルをもった不特定多数の人へ仕事を発注する仕組みのことです。

このクラウドワークスについて、2016年7月に厚生労働省から、「障害者の在宅就業に関する調査研究事業」として報告書が公表されました。

それによるち、クラウドソーシング利用企業は、障害者への業務発注の意向が強いことが顕著で、企業の9割が「障害者であるかを考慮せず仕事を発注すると回答しており、クラウドソーシングを通じて障害者の就労機会が向上するという内容です。

詳しいプレスリリースはこちら

crowdworks.jp

そのようなわけで、クラウドソーシングによって今まで障がい者にハンデキャップとなっていた労働環境の阻害要因が解消され、広く仕事ができる機会やチャンスが増えているということになります。

このような流れのなかで、テレワークといった新しい仕事の仕方で社会に関わっていくためには、障がい者は以下の点を意識することが大切でしょう。

  • テレワークとして遠隔地で時間にとらわれず仕事をするために、それを実践できるビジネススキルを磨き、時には資格取得をしてスキル向上に日常から励んでいる
  • 遠隔地で時間にとらわれず仕事をするとしても自分自身の健康管理やメンタル管理は欠かせない。安定して仕事を進めていくには、セルフコントロール、セルフケアといったスキルを身に付けておくことが大切となる。

このあたりについては、別のブログでまとめていますので、参考にご一読ください。

blog-shinyokohama.jesd.jp

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JESDの「個別型」就労移行訓練を受けてみませんか?

JESDでは双極性障害をはじめとして精神疾患の方が復職していくお手伝いをしております。

集団型の就労移行訓練は原則行わず、個別管理型で訓練を実施していきます。午前や午後の通所時間も個人のペースや予定にあわせて自由に組み合わせることができます。

訓練内容はメンタルセルフケアを大切にしている一方、 ビジネススキルやパソコン操作といった訓練にとどまらず、希望している利用者には資格取得までしっかりサポート致します。

まずは気になる方はお電話にてご相談ください。 

詳しくはホームページでご確認下さい。

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【横浜市指定 就労移行支援事業所】
JESD新横浜 日本うつ病就労移行支援協会

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